| ■ ID | 406 |
| ■ 種類 | 学会発表 |
| ■ タイトル | 廃木材中の有害金属等の分布 |
| ■ 著者 | 渡辺洋一
埼玉県環境科学国際センター 倉田泰人 埼玉県環境科学国際センター 磯部友護 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター 細見正明 東京農工大学工学部 |
| ■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
| ■ 出版年 | 2004 |
| ■ 誌名・巻・号・年 | 第15回廃棄物学会研究発表会、平成16年11月17日 |
| ■ 抄録・要旨 | 埼玉県内の建設廃木材破砕チップ化施設に搬入された廃木材から70試料について廃木材表面の特徴を調べるとともに、有害金属等の分析を行い、その分布を調査した。
外観の特徴的な廃木材として、暗い黄緑色の加圧注入処理木材、塗装木材、着色した木材、パーティクルボード等の合板、セメント等の付着した木材などが認められた。
これらの特徴と金属濃度の関係を調べたところ、砒素、銅は暗い黄緑色の木材に、鉛は塗装された木材に、クロムは黄緑色と塗装木材に特異的に含まれていることがわかった。
また、廃木材の表面と表面から中心に向かって10mmの部分の金属濃度を比較したところ、廃木材表面の金属濃度は高濃度であり、濃度範囲も広範囲であるのに対して、表面から10mmの部分では、樹木や使用前の木材と同等の濃度であった。 |
| ■ キーワード | 木材, 廃棄物処理, 産業廃棄物, 環境汚染, *重金属汚染, 建築材料, *解体工事, 木材チップ |
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